今回は、海外で人気が高まっているサブスク系SNSである「OnlyFans」と日本発祥の同じくサブスク系SNSである「Fanty」を比較してみます。
あくまでも、コンテンツを作成・提供する側視点の記事となっています。
長い記事なので、結論をさっさと教えてくれと言われたので、
結論として「OnlyFans」の方が良いです。
OnlyFansの概要
ロンドンを拠点としてるサブスク系SNSです。
それぞれの利用者がユーザーごとに、有料のサブスクリプションプランを提供できます。
Fantyの概要
日本の「株式会社アドレッセンス」が2月に始めたおなじようなSNSです。
それでは、実際に比較していきましょう。
利用料金・手数料
Fanty
利用料・登録料は完全無料。
サブスク契約者の80%が振り込まれる。
OnlyFans
利用料は完全無料。
サブスク契約者の80%が振り込まれる。
収入はドル建てのため、場合によって為替手数料がかかるおそれがあります。
勝者:Fanty
ほぼほぼ、どちらも変わらないですが、OnlyFansはドルでの支払いとなるため、それを円にする手数料がかかる可能性があるため、Fantyの勝ちです。
運営実績
Fanty
サービス開始は、「2020年2月14日」
OnlyFans
サービス開始は、「2016年」
勝者:OnlyFans
画像や動画を利用するSNSなので、多くの人が利用すると不具合が発生する可能性があります。
OnlyFansは、これだけの長期間運営してきているので、かなりのノウハウがたまってきています。
それに対して、Fantyはまだ始まったばかりのサービスですが、その分、勢いもあるので、急成長する可能性は全然あります。
お手軽さ
Fanty
登録は、メールアドレスや銀行口座だけで完結するため、非常に簡単に始めることができる。
OnlyFans
登録自体は、メールアドレスだけで登録できる。
ただ、実際に収入を得るためには運転免許証や健康保険証の身分証明書を提出して、アカウントの承認を得る必要があります。
勝者:Fanty
簡単に始められるのは、明らかにFantyですね。
日本国内の人気
徐々に人気が出てきていますが、まだあまり知名度は高くありませんね。
Googleトレンドという、インターネット上のトレンドを見えることができるツールを使ってみました。
トレンドの対象は日本で、赤線がOnlyFansで、青線がFantyです。
明らかにOnlyFansの方が、人気でてますね。
ただ、今年の2月頃前ではOnlyFansも、そこまで人気がある! というわけではなかったので、まだまだFantyも追い上げてくる可能性はあります。
世界的人気
同じようにGoogleトレンドで、世界のトレンドを見てみました。
同じく、赤線がOnlyFans・青線がFantyです。
世界に関しては、もう明らかにOnlyFansの圧勝です。
DM機能
Fanty
DM機能は、サブスクリプション型SNSにおいては、非常に重要な機能です。
DMを利用して、契約者とコンタクトを取ることで契約を継続したり、特別な画像や動画を送ることで、さらに利益を出すことが可能です。
残念ながら、Fantyでは2020/05/30現在では、DM機能はありません。
OnlyFans
OnlyFansは非常に高機能なDM機能があります。
画像や動画に対して特別な料金を設定することもできますし、ファンに対して一斉にDMを送るようなことも可能です。
OnlyFansのトップクリエイター達は、DMの返信をすることが毎日の日課にしている人が多いようです。
勝者:OnlyFans
DM機能自体は、そこまで大変な機能でもないと思うので、Fantyでも近々実装される可能性は高いですね。
ただ、現状はOnlyFansにしかDM機能はありません。
サポート
Fanty
日本の会社によって運営されているため、日本語のサポートがあります。
OnlyFans
基本的にサポートは英語での対応となってしまっています。
Google翻訳を付けば、英語がまったくわからなくても、伝えたいことを伝えることもできまるし、何を言っているのかを理解するのも簡単でした。
勝者:Fanty
私たち、日本人にとっては日本語でサポートしていただけるほうが安心できますね。
OnlyFansの始め方・登録方法を画像付きでわかりやすく解説!
言語対応
Fanty
SNSサブスクリプションの多くは、基本的に画像や動画を目当てに利用者が登録をしています。
そのため、言語が通じない国の人でも、かなりファンになってくれることがあります。
そこで、SNS自体が多言語に対応しているかということは非常に重要です。
Fantyは、日本語にしか対応していません。
OnlyFans
OnlyFansは、非常に多くの言語に対応しています。
対応言語一覧
- 英語
- 中国語
- ポルトガル語
- スペイン語
- 日本語
- 韓国語
- インド語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
これだけ多くの言語に対応しているため、世界中の人がファンになってくれる可能性があります。
勝者:OnlyFans
アダルトコンテンツ・禁止事項
Fanty
性器は禁止です。
また、アダルトコンテンツを投稿する場合は事前に申請が必要です。
OnlyFans
基本オールOKです。
アダルトコンテンツを投稿する場合も、特に申請は必要ありません。
ただ、プロフィール画像に、がっつりとした画像をのせるのは禁止されています。
勝者:OnlyFans
さすが、海外のサービスだけあって、ここら辺は強いですね。
OnlyFansの始め方・登録方法を画像付きでわかりやすく解説!
法人利用
Fanty
法人利用を公式に許可しています。
実際に、法人としてFantyを利用してコンテンツを提供している企業も多くあります。
OnlyFans
法人利用に関して、明確には禁止されていません。
ただ、アカウントの承認には、身分証明書などの提供が必要となるため、法人格そのものでアカウントを作成することはできません。
勝者:Fanty
完全に法人アカウントとして、利用するにはFantyです。
OnlyFansの場合、法人の中である1人が代表となってアカウントの承認などを行う必要があります。
通知機能
Fanty
DMが来たり、新たな登録があったときにお知らせしてくれる機能です。
残念ながら、Fantyでは通知機能はありません。
自分で、サイトにログインしてチェックするのはちょっと煩わしいですね。
OnlyFans
OnlyFansには、通知機能があります。
パソコンであればブラウザ上から通知を受け取ることもできます。
また、通知をメールに送るように細かく設定できるため、非常に便利です。
勝者:OnlyFans
Fantyに、通知機能がないのはちょっとつらいですね。
アプリ
Fanty
専用アプリはありません。
ブラウザから利用します。
OnlyFans
専用アプリはありません。
ブラウザから利用します。
一部、第三者が作成したアプリが出回ってますが、怪しいので使わない方がいいと思います。
チップ機能
Fanty
チップ機能とは、投稿者や投稿に対して、チップを送る機能です。
YouTubeで言うスーパーチャット。いわゆる「投げ銭」というものです。
残念ながら、Fantyにはチップ機能はありません。
OnlyFans
OnlyFansには、チップ機能が搭載されています。
ただ、チップ機能はアカウントを作成したばかりのときには利用できません。
公開はされていませんが、ある一定数以上の投稿を行うとチップ機能が利用できるようなります
勝者:OnlyFans
コピペ防止
Fanty
Fantyは、これといってコピペ防止機能もありません。
また、利用規約上も画像や動画の再配布を禁止するようなことは記載されていません。
OnlyFans
OnlyFansは、コピペにかなり気を遣っています。
自動的に画像や動画に透かし文字を入れる機能が搭載されています。
また、もし流出などがあった際には、それに対応してくれる専用のチームが用意されています。
さらに、利用規約上も、再配布が禁止されています。
勝者:OnlyFans
これは明らかにOnlyFansですね。
まとめ
OnlyFansとFantyを比較すると、高機能&高収入を見込めるのはOnlyFansですね。
身分証明書の提出が必要であったり、最初始めるのは少し障壁がありますが、世界中の人をファンにすることができるというのは、魅力的です。
基本的に、OnlyFansもFantyも、同時に行ってはいけないという制約はないので、並行して利用するのもありかもしれません。
OnlyFansの初め方は以下の記事で紹介していますので、是非とも参考にしてください。
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